通常の米よりも３倍大きい胚芽をもつ玄米食専門品種。「一粒で３倍の栄養素（ビタミンB、ビタミンE、食物繊維、GABA等）がとれる」が特徴の高機能米で、玄米なのにさっぱりとした食味で高い評価を得ている。1988年に静岡県の稲作農家松下明弘氏が偶然発見したコシヒカリの突然変異種で、2019年現在国内で５農家しか生産が許されていない希少品種。

”米の貴婦人”と呼ばれた東北地方幻の品種。ササニシキの親にあたり、粒立ちが良く、さっぱりとした味わい。具材やネタを引き立たせる控えめなお米のため、おにぎりやお寿司との相性が抜群に良く、料理人や寿司職人のファンも多い。

長野県上伊那地域の在来品種。喉越しが良く、「他に比類のない餅」と形容されるほどの絶品の味をもつ餅米。収穫量が少なく、台風で倒れやすいという栽培上の難しさをもつため、栽培農家が大幅に減少しているものの、その高い食味から現在も根強いファンが多い。